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カミュ「シジフォスの神話」

「真に重大な哲学の問題は一つしかない。それは自殺ということだ。人生は苦しんでも生きるに値するか否かを判断すること、これが哲学の基本的な質問に答えることだ」(カミュ)

Photo 自殺といいますと、ちょっと不穏な言葉ですが、一歩引いて俯瞰で考えてみますと、死の裏返しは、生ですから、自殺というテーマは、すなわち生きる意味を問うことに他なりません。人は何故生きるのか?このテーマなんて熟考したことがなくても、人生は過ぎるのです。しかし、このテーマに直面すると、いやがうえにも新たな苦悩が生まれます。今までの苦悩が解決したかのように思えますが、それは幻想にすぎません。生=苦悩であるとき、人は何故生きるのか。苦悩するためなのか?との終わらない苦悩が沸き出すのです。このような苦悩に気付くことが、そもそも必要なのかも疑問です。すると、哲学は必要なのでしょうか。分からなくなります。

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