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ヘミングウェイ「ぼくの父」より

「この世の中って、せっかく本気で何かをはじめても、結局、何もあとには残らないみたいだ」(ヘミングウェイ)

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人は自分が不幸なときには、運命とやらを真剣に考えたりしますね。運命のせいにしさえする。また、運命を思わなくても、自分の意図しないところで成功したりもしますね。人は、自分の意志によって、目指した目的に到達したとき、初めて幸福を感じるのかもしれません。自分の意志の向く方向から逸れたとき、他人から見ると幸福でも、本人は意外に欲求不満だったりするものです。ヘミングウェイの言葉は、そんな人間のくすぶる不満を表現しているように思えます。

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