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「愛の無常について」(亀井勝一郎著)

「解決しがたい問題の、解決しがたいゆえんが、骨身に徹してわかり、自己の非力と空しさが痛感されたとき、人は絶望します。(中略)自己に絶望し、自己を否定しながら、第二の自己を形成して行く。絶望とは、「生れ変る」ための陣痛に他なりません。」(亀井勝一郎)

Kamei

人生において、人は絶望することがあります。それは、亀井氏が仰るように自分の非力と空しさを痛感したときだと思います。現代は、年金、労働、医療、犯罪等さまざまな、不安に包まれております。それを解決してくれるはずの政治でさえ、不安をもたれます。私たちは何を信じ拠所とすべきでしょうか。大切なのは、やはり自分自身を信じ切れるか。そんな気がします。絶望すれば第二の自己を形成して行く。私たちは、芥川龍之介の「杜子春」の仙人になるための修行のように、たくさんの他者からの意見にさらされています。そんなとき、私を守るのは、私しかない、と言い聞かせ、この不安な世の中を乗り切り、より良いものへと変えていきたいものです。

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